アプリリアRS250

お客様がオークションで買ってきたアプリリアRS250です。

写真は整備が一通り終わって綺麗になったRS250です(汗)。
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2サイクル250のレーサーレプリカですがその名の通り
レーサーに保安部品を付けた様な過激なバイクです。

NSR250やRGV250ガンマ等もありますがこのマシンはフルパワー、
乗りこなせる人には4サイクルバイクでは味わえない魅力があります。

このバイクのオーナーは2スト250ccは初めてとの事です、
車体番号からすると1995年式、20年以上前のバイクですが
現代のバイクと比べても何ら見劣りする事はないと思いますし
フレーム&スイングアーム等のクオリティーは勝ってます。

オークションでの買った物なのでまともなコンディションなのか
分からないので当店でのバイクドックの依頼です。

メーター上の走行距離は7.000km?ちょっと怪しいかな、、。

まずは試運転、エンジンは2気筒ともにちゃんと爆発しているようですが
7.000rpm付近で引っかかるのとイマイチ力が無い感じです。

各部をチェックして行くと突っ込みどころ満載です。

キャブレターをオーバーホールする為にフィルターBOXを外すと
左側のキャブレターがマニホールドにきちっと装着されていなくて
フィルターBOXに押されてマニホールドに乗っかってただけ・・、
エアー系のジェットも2箇所詰まってました、
スロットルバルブの開閉位置も左右で15%ぐらいずれている状態でした。

ただエンジン本体はとくにヤレてる感は無くキャブレターをマトモな
状態にすると良い感じになりました、走行距離7.000kmは本当かも。

フロントフォーク左側はオイルがダダ漏れ状態、フォークオーバーホール
&シール交換ですがここも突っ込みどころがあります。

オイルの状態からすると最近シールの交換がされたようですが
アウターチューブにこのような状態で斜めにシールが装着されておりました、
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シール交換の際に苦労した形跡ありアウターチューブ内側が傷だらけ
他にも分解しなくてもいいところを無理にバラシた形跡あり、
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もちろん修正して組上げました。

更に油面(フォーク内のオイルの量で調整する)は20mmでした、
フロントフォークの油面は車両によって違いますが大体60mmから
120mmぐらいです、20mmではフォークがストロークする途中で
オイルロックをおこして有効ストロークの半分ぐらいしか動いてなかった
思われます。

前期型RS250のフロントフォークはマルゾッキ製で構造が特殊で、左右の
フォークの役割もちがいます、右側はダンパーでスプリングは入ってません、
左側はスプリングの反発力のみです。
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このバイクもフロントホイルのベアリング状態が良くありませんでした、
分解してみると走行距離によるヘタリではなく錆による不具合です、
まあ~20年前のバイクですからしょうが無い所ですね、
リアホイルベアリングは大丈夫でした。
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2サイクルエンジンの生命線とも言えるオイルを供給しているホースの
亀裂も発見!
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他にもいろいろ手は掛かりましたが何とか
まともな状態になりました。

RS250久しぶりに乗るとジャジャ馬です、特に8.000rpm
越えた辺りからのパワーの出方はレーサーそのものです、
これは手強いバイクですが乗りこなせばこれ以上楽しい
バイクも少ないと思います。





















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